線路の斜面が崩落した影響で運休となっていたJR釜石線の遠野駅と釜石駅の区間が始発から運転が再開されました。

運行を再開したのはJR釜石線の遠野駅と釜石駅の間です。
この区間は10月13日に洞泉駅と陸中大橋駅の間で落石と、斜面の崩落が確認されたため運休となり復旧に向けた作業が行われていました。

復旧作業が終了し、安全が確認されたことから1日、運転を再開しました。
1日朝は午前5時36分の釜石駅発の2番列車が車輪の空回りにより、およそ1時20分遅れた6時53分に高校生ら乗客を乗せて遠野に向けて出発しました。
(乗客は)
「やっぱバスより電車の方が快適なので嬉しいです」
「やっぱり汽車の方が乗りやすかったので楽で良かったです」

運転再開を受けJR釜石駅の高橋恒平駅長は「本当に長い間お待たせしました。これからも釜石線を利用してもらいたい」と話していました。