トヨタ自動車とNTTは、交通事故ゼロ社会の実現のため、AI=人工知能や次世代通信などを活用した運転支援の技術開発で提携すると正式に発表しました。両社で5000億円規模の資金を投じる計画です。
トヨタ自動車 佐藤恒治 社長
「最も重要な提供価値は安全安心。すなわち、交通事故ゼロの社会に貢献していくことです」
NTT 島田明 社長
「AIを組み合わせて交通事故ゼロや自動運転の高度化、人に寄り添うAIエージェントなど、様々なモビリティサービスで豊かな社会を作ります」
トヨタ自動車とNTTは、事故の可能性を事前に察知して車を自動で制御するシステムを開発するということです。インフラなども整備し、将来的な自動運転の技術開発にも繋げるとしています。
今回の取り組みには、AI=人工知能やNTTが開発中の次世代通信基盤「IOWN」が活用され、両社は2030年までに合わせて5000億円規模を投じる方針です。
具体的には、車のカメラやセンサーで取得したデータをAIがリアルタイムで分析し、事故の可能性がある場合には、ハンドルやブレーキを自動で操作して回避するということです。
トヨタとNTTは、今回の技術について世界標準化を目指し、他の自動車メーカーへの提供も想定しているということで、2028年頃に実用化するということです。
注目の記事
【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

誘導された避難先で“土石流直撃”「指定の避難所と別の場所に誘導」台風被害の八丈島 約3週間後も断水続く

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









