若者に建設業や土木業に興味を持ってもらおうと、村山市できのう、高校生を対象にした技能実習会が開かれました。
この実習会は村山総合支庁が開いたもので、高校生に実践的な技術体験を通して建設業などに興味を持ってもらい地元で働く人材を確保することが狙いです。

きのうは、村山産業高校の3年生5人が測量や重機の操作などを体験しました。

生徒「(将来は)機械の開発とかをしたい。実際に操作して改善点を踏まえて新たな機械を開発したい」

講師を務めた井上さんは、人手不足が懸念される業界に女性の進出が課題解決の一翼を担うと期待しています。
河西建設 井上莉々花さん「(女子生徒の参加が)私としてもうれしくて体験をきっかけに土木の女性が増えたら」

参加者の中には将来公務員になって街づくりをしたいという生徒も。
生徒「こういった土木も携わっていかないと街づくりは成り立たない。そういった面でも社会資本インフラを支える面でも土木は必要になってくるので土木と関わりながらそういった街づくりをしていきたい」

生徒たちはそれぞれ、体験を通して自分が目指す将来に向けて学びを深めていた様子でした。