日米の大規模な軍事演習で民間の空港や港湾が使われている現状について、玉城知事は「更なる基地負担の増加に繋がってはならない」と強調しました。
今月から始まった日米共同統合演習・「キーン・ソード」では、那覇空港や石垣空港などを使った訓練が行われています。
こうした訓練が今後も増える可能性があることについて、玉城知事は31日の会見で「日米安保体制の必要性は理解する立場だ」とした一方で次のように述べました。

▽定例会見で玉城知事
「同盟の抑止力を強化する取り組みが更なる基地負担の増加につながってはならないというように考えておりますので」「訓練以降についても、我々はしっかり注視をしていきたい」
また、今月27日に与那国駐屯地で自衛隊のオスプレイが地面に接触する事故を起こしたことについて、県は原因などを明らかにするよう政府に求めています。