北九州市議会で、3年前から分裂していた自民党の2つの会派が合流することになりました。

北九州市議会の自民党会派は3年前、議長のポストをめぐる対立から分裂し、「自民党・無所属の会」と「自民の会」に分かれて活動してきました。

14日午後に開かれた議会運営委員会で、「自民の会」が解散し所属していた5人が、「自民党・無所属の会」に入会することが正式に決まりました。前回の市議選や衆院選が厳しい結果になったことから、来年2月に予定されている市長選に向けて一枚岩になる狙いがあるということです。

北九州市長選については、主要会派が地元出身の官僚の擁立を目指していて、この官僚が自民党会派が2つに分かれていることを懸念していたため不安を払拭する狙いもあったとみられています。