近年、国内で多く確認されている鳥インフルエンザの発生を想定した防疫演習が行われました。

10月30日、熊本県高森町で行われた演習には、関係市町村や警察、JAなどから約70人が参加しました。

演習では初動対応を確認し、防護服を着用した上での通行規制場所の設置や車両消毒も行いました。

演習の様子「ウイルス拡散防止のため、運転手の手指・靴底の消毒、運転席周囲の消毒を行いますのでご了承ください」

県内の養鶏場では、過去3年間に鳥インフルエンザの発生は確認されていませんが、国内では昨年度(2023年度)11件発生し約86万羽が殺処分されていて、今年度もすでに北海道と新潟、島根で確認されています。

県は、発生数が多い11月から来年4月末までを防疫体制の特別強化期間としています。