9月27日に行われる安倍晋三元総理の国葬について新田知事は、公務として出席する意向を14日の県議会で明らかにしました。一方黙とうの呼びかけは県民に求めない方針を示しました。

新田知事:
「安倍元総理の国葬儀につきましては7月22日の政府の決定に基づき実施されるものであり、9月9日に全国知事会を通じて案内を受けておりますことから、県知事として出席したいと考えております」

新田知事は14日の一般質問でこのように述べ、9月27日に予定される国葬に知事として出席する考えを示しました。

国葬をめぐっては、税金で賄われる費用がおよそ16億円を超える見通しであることなどから反対も多く、自民党内からも岸田総理が国葬を決断したプロセスに問題はなかったのかなどと、苦言が相次いでいます。

また、黙とうの呼びかけについては県民や職員に対して行わないとしました。

一方、半旗の掲揚については、2020年に行われた中曽根康弘元総理の内閣・自民党合同葬の先例にならって県庁本館、各総合庁舎において行いたいとの考えを示しました。