■プロ野球 ヤクルト-巨人(13日・神宮)
ヤクルトの村上宗隆(22)がシーズン55本塁打をついに達成。1964年の王貞治以来58年ぶりの快挙で、日本選手最多タイ記録となり、2013年のヤクルト・バレンティン(60本)に次ぐプロ野球歴代2位タイに浮上した。
歴史的な一発は、5点を追う9回の第5打席、2死一・二塁の場面で巨人の守護神・大勢(23)の2球目ストレートを逆方向へ運び、レフトスタンドに突き刺さる3ランとなった。
さらにこの日の第2打席に54号ソロを放った村上は、8月26日のDeNA戦以来、今季12度目となる1試合2本以上のマルチホームランを達成し、85年バース、85年落合博満、13年バレンティンのシーズン11度を抜き、プロ野球新記録をマークした。
チームは残り15試合で、プロ野球歴代最多となるバレンティン(2013年)の60号まであと5本。当時バレンティンは122試合目で55号をマークし、村上はこの日128試合目で到達した。また2本のアーチで打点132をマークし、バレンティン(2013、2018年)とローズ(近鉄・2001年)の131を抜き、中村紀洋(近鉄・2001年)に並ぶ歴代13位に浮上。打率は4打数3安打1四球で.337に上昇。打率リーグ2位の中日・大島洋平は、4打数無安打で.318に。
【シーズン55本塁打を達成した選手は5人】
1 バレンティン 60本(2013年・ヤクルト)
2 王貞治 55本(1964年・巨人)
2 ローズ 55本(2001年・近鉄)
2 カブレラ 55本(2002年・西武)
2 村上宗隆 55本(2022年・ヤクルト)
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6 バース 54本(1985年・阪神)
7 野村克也 52本(1963年・南海)
7 落合博満 52本(1985年・ロッテ)
【村上50本塁打以降の対戦投手】
50号 9月2日(中日戦)大野雄大
51号 9月4日(中日戦)髙橋宏斗
52号 9月6日(阪神戦)青柳晃洋
53号 9月9日(広島戦)大瀬良大地
54号 9月13日(巨人戦)菅野智之
55号 9月13日(巨人戦)大勢
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