衆議院議員選挙・山口3区は、JNNの調査結果やこれまでの取材などから、自民党の前職・林芳正さん(63)の当選が確実となりました。
林芳正さんは当選確実を受けた感謝のことばの中で、「安全保障環境、景気経済、いま手綱を締めて国の舵取りをしなければならない。応援の声を政策の力に変えて国のため、下関のために働きたい」と述べました。
林さんは下関西高校、東京大学法学部を卒業し、1995年の参院選で初当選。5期26年務めた参議院議員を辞職して、前回2021年の衆院選でくら替えして出馬し、当選を果たしました。
これまで官房長官や外務大臣、防衛大臣などの閣僚を歴任しています。選挙戦では、官房長官を務めているため帰ってくることができず、妻の裕子さんが精力的に選挙区内を回り支持を訴えました。
今回の選挙で注目を集めた政治とカネの問題を巡る対策については、「収支報告書に係る政治家の責任強化等が規定された政治資金規正法を徹底的に順守し、第三者機関のあり方など残された課題を検討する」。物価高などへの経済対策については、「物価高に苦しむ方々への支援、デフレ脱却のための成長力強化、災害対応など安心・安全の確保のため、総選挙後、経済対策を策定する」と取材に答えました。














