◆新規の住宅価格にも反映
木材価格の高騰は、新築住宅の価格にも反映されています。福岡市に本社を置く住宅メーカー「イオスコーポレーション」です。約2年前からウッドショックなどの影響で、戸建て住宅が平均300万から400万円ほど値上がりしているといいます。
イオスコーポレーション工事部 小塩武敏部長「いま値上がりした状態で、横ばいの状態。円安で若干、不透明ではあるが価格が上がる可能性はでてきている。価格が上がる要素はあっても、今のところ下がる要素はない」

◆木材自給率は約4割
国内で消費される木材のうち、国産材が占める割合を示す「木材自給率」は、日本は約4割で、多くを輸入に頼っています。それだけに、急激な円安が住宅の建設や家具の生産などに与える影響が心配されます。

高田製材所 高田豊彦社長「2、3か月後からは、もっとこの急激な円安の影響がさらに出てくる。円安ということで価格は上がることになるので、最終的な家具、住宅の値段にコストアップは避けられない」














