本格的な冬の到来に向けた準備が進められています。
盛岡市では、冬の高速道路の安全を守る除雪車の出動式が行われました。

出動式を行ったのは、ネクスコ東日本盛岡管理事務所です。
23日は除雪車やパトロールカー、およそ50台を前に関係者80人が作業の安全を祈願しました。

東北道と八戸道あわせておよそ98キロの区間を管理する盛岡管理事務所では、11月1日から2025年4月末までおよそ120人のスタッフが24時間体制で、雪が降った場合の除雪や気温が低くなる前の凍結防止剤の散布に当たります。
岩手県警によりますと2023年11月から2024年4月にかけて、盛岡管理事務所管内の高速道路では、スリップなどにより191件の交通事故が発生しました。

(ネクスコ東日本盛岡管理事務所 加藤亮所長)
「雪道に慣れているからとかそういったことでなく、毎年毎年しっかり安全対策、事前の準備。走行中の安全注意を意識いただき、運転していただければ」

ネクスコ東日本は冬の高速道路での事故防止に向けて、早めのタイヤ交換を呼びかけています。