工業用ゴムを製造する企業が宮城県内3か所目となる工場を角田市に建設することになり立地協定が結ばれました。

角田市に工場を建設するのは、埼玉県に本社がある「丸一ゴム製作所」で23日は、杉本賢次社長と角田市の黒須貫市長が協定書に署名しました。

この企業は、工業用や医療用のゴム製のパッキンなどを製造していて、県内では丸森町で2つの工場を稼働させています。3か所目となる新たな工場は、角田市内の産業用地6700平方メートルの敷地で来年9月に着工する計画です。

丸一ゴム製作所 杉本賢次社長:
「工場が手狭になっているので、その辺も含めて、社員が働きやすい環境、こんな工場で働きたいたいなと言ってもらえるような工場づくりをしていきたい」

新しい工場では、地元の角田市を中心に将来的に15人の雇用が期待されています。丸一ゴム製作所の角田工場は2027年1月に操業を開始する予定です。