宮城県色麻町では、20年以上前から生産が続いている町特産のエゴマの収穫が行われています。

生産者のひとり、専業農家の齋條隆志さんは、広さ6.5ヘクタールの畑でエゴマを育てていて、コンバインを使った収穫が21日から始まりました。

色麻町では、コメの転作作物として2000年からエゴマの生産が始まり、今年は40戸の農家が合わせておよそ25ヘクタールで栽培しています。

エゴマ生産者 齋條隆志さん(45):
「適期に刈れているので、収量も良く品質も粒も大きく今年はいい感じに出来上がっている。色麻町の特産という所でもっと全国に広げていって、消費拡大になればいい」

色麻町特産のエゴマは、乾燥させたあと、食用油やドレッシングなどの原料として地元の加工業者に出荷されます。

収穫は、今週いっぱい続き、町全体で去年より2トンほど多い10トンの収量が見込まれています。