上皇后・美智子さまはきょう、90歳の卒寿の誕生日を迎えられました。骨折手術後のリハビリを毎日続けられています。
誕生日に先立ち、宮内庁は、上皇さまと赤坂御用地を散策される上皇后さまの映像を公開しました。映像は、上皇后さまが10月6日に転倒して、右大腿骨上部を折る2日前の4日に撮影されました。
上皇后さまは7日に東大病院に入院し、8日に骨と骨をつなげる手術を受け、13日に退院されました。
宮内庁によりますと、手術後の経過は順調で、現在、午前と午後にお住まいの仙洞御所でリハビリと歩行訓練を行っています。また、退院後、上皇さまと行っていた朝食後の本の音読を再開し、今は、池宮城秀意さんが書いた「戦争と沖縄」を読まれているということです。
今年は元日に能登半島地震が起きたため、しばらく外出を控えられていましたが、4月9日、明治神宮で行われた昭憲皇太后百十年祭に参列されました。
5月には、ご夫妻で上皇さまが戦時中に疎開されていた栃木県にある旧日光田母沢御用邸を訪問し、先の大戦と疎開中の生活を振り返られる上皇さまに寄り添われていました。
7月には、上皇ご夫妻の卒寿を祝う音楽会に出席。長く交流のある音楽家の演奏を楽しまれました。
さらに8月には長野県の軽井沢町で静養し、戦後、旧満州から引き揚げてきた人々が切り拓いた大日向開拓地のキャベツ畑を散策し、終戦前後に苦労した満蒙開拓団の人々に思いを寄せらました。
また、上皇ご夫妻が出会った軽井沢会テニスコートにも訪問されました。
宮内庁によりますと、骨折前、上皇后さまは、上皇さまとの朝夕の散策で草花や木々の移り変わり、鳥や昆虫などの自然について楽しまれていましたが、最近では、散策中などに上皇后さまの体力の低下を心配した上皇さまが「大丈夫?」と声をかける場面が多くなっていたということです。
誕生日のきょうは、例年通り、天皇ご一家や秋篠宮ご夫妻らがお祝いのため御所を訪問される予定です。
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