高校生が考えた自転車ヘルメットの着用を呼びかけるピクトグラムのコンクールが行われ、62点の作品から県立富山北部高校2年の女子生徒のデザインが優秀作品に選ばれました。
コンクールは、富山県交通安全協会とカターレ富山、JAF富山支部が、高校生の視点で考えたピクトグラムを広く県民に示すことで努力義務となっている自転車ヘルメットの着用を広めようと実施したものです。

62点の応募作品の中から優秀作品に選ばれたのは、県立富山北部高校2年生、山崎愛琳(やまざき あいり)さん作品です。
作品は、ヘルメット部分に目がいくようにまわりに輝きをまとわせて安全さを表しています。そしてヘルメットで頭を守ったことで命が助かることが伝わるように、六角形のバリアマークがヘルメットに描かれています。注意喚起の意味を持つ黄色のヘルメットを安全を意味する緑で人を作ったということです。
富山県警によりますと、自転車ヘルメットの富山県内での着用率は10.3パーセントと低く、自転車死亡事故の53.8パーセントが頭部に致命傷を負っています。
自転車ヘルメットの着用を呼びかけるピクトグラムの表書式は、今月20日(日)午後0時20分から、カターレ富山ホームゲームの会場である富山県総合運動公園陸上競技場のKスタジオで開かれ、優秀作品を考案した山崎さんも出席して行われる予定です。