2024年7月、中学校のプールで行われていた小学校の水泳の授業で、男子児童が溺れて死亡した事故で、専門家による3回目の検証委員会が17日夜、開かれました。

2024年7月、高知県高知市の長浜小学校が、設備の故障のため近くの南海中学校のプールで行っていた水泳の授業中、4年生の男子児童が溺れて死亡しました。

高知市は医師や弁護士、水難学会などを委員とする検証委員会を立ち上げ、事故原因について検証。これまでに2回、非公開で会議が行われていて、プールが事前の計測より深くなっていたことなどが報告されています。

17日夜、3回目の会議が行われ、終了後、中内功委員長が取材に応じました。会議では、当日の位置関係や泳がせ方などを確認したということです。

(検証委員会 中内功 委員長)
「プール内での視認状況などの確認、検討を行っております。それからプールの構造について改めて委員間で確認をした」

次回の委員会は11月28日に開かれる予定で、年内にもヒアリング調査を終えたいということです。