富山県議会9月定例会の代表質問が12日行われ、旧統一教会との関係について問われた新田知事は、旧統一教会はコンプライアンス上問題があるとの認識を示した上で「今後、コンプライアンス上問題のある団体と関係を持たない」と述べました。

新田知事:
「旧統一教会はこれまでも元信者などから訴訟が提起をされ、損害賠償請求が認められた事例が複数あり、コンプライアンス上の問題がある団体だと認識をしております。政治家として今後、コンプライアンス上の問題がある団体とその関連団体とは関係を持たないことを明確に申し上げます」

これは最大会派、自民党議員会の宮本光明議員の質問に対して新田知事が答弁したものです。

また新田知事は、知事の立場としての行事の出席や、県の後援名簿の使用承認など県政の宗教的中立性に疑念が生じることがないよう、より一層えりをただしてまいりたいと述べました。

一方宮本議員は、濃淡があるものの県内の自民党所属の議員が旧統一教会と関連を持っていたことについて、県連幹事長として謝罪しました。