高知と大阪を結ぶ空の便が就航から70周年を迎えました。空港では記念式典が開かれ、利用客に記念品が配られました。

高知と大阪を結ぶ空の便は、全日空の前身である極東航空が、1954年10月1日に就航させました。17日は高知龍馬空港で就航70周年を記念した式典が開かれ、関係者らが高知ー大阪便の歴史などを説明しました。当時は本州と四国をつなぐ高速道路や鉄道がなく画期的な交通手段だったこの便。2023年度の利用率はドラマの効果もあり82%、2024年度も78%と好調です。

(利用客)
「(空の旅は)楽しいです。すぐに着くので、すごく楽で利用させてもらっています」

(利用客)
「(大阪で)きょうクラス会です。岡山まで(鉄道で)遠いですからね。時間的に楽です」

(全日本空輸 高知支店 木村建一 支店長)
「まずは関西圏のお客様に高知を知ってもらう。高知に実際に足を運んでもらう。このお手伝いをしていきたいなと思っております」

万博を前に大阪にアンテナショップがオープンしたことや、2025年予定されているドラマの放送で今後も利用客の増加が期待されていて、全日空は高知と関西の交流をさらに図りたいとしています。