元代表が拘束されている反捕鯨団体「シー・シェパード」が日本の捜査を改めて批判し、元代表がフランスに亡命を申請したと明らかにしました。
「シー・シェパード」の元代表、ポール・ワトソン容疑者(73)は2010年に日本の調査捕鯨を妨害したとして、傷害などの疑いで逮捕状が出されました。
その後、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配され、今年7月にデンマーク領のグリーンランドで警察に拘束されました。
「シー・シェパード」側は16日、フランス・パリで会見を開き、「反捕鯨活動によって、日本の恥が世界中にさらされたため、日本が司法による攻撃をしているのだ」と日本の捜査を批判しました。
「シー・シェパード」フランス支部 ラミヤ・エセムラリ支部長
「明らかに法律の問題ではなく、政治的な問題なのです」
ワトソン容疑者の勾留期限は今月23日までで、日本政府は身柄の引き渡しを求める一方、「シー・シェパード」側は「日本では公正な裁判は期待できない」と訴えていて、家族が暮らすフランスに亡命を申請したことを明らかにしました。
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