イスラエルと交戦を続けるイスラム組織ヒズボラの幹部は、パレスチナ自治区ガザやレバノンでの戦闘が停止されない限り、イスラエルへの攻撃を続けると述べました。
レバノン南部を拠点とするヒズボラのナンバー2であるカセム師は15日、テレビ演説で「解決策は攻撃をやめることだ」と述べ、イスラエルにガザやレバノンへの攻撃を停止するよう求めました。
そのうえで、「我々は弱気な立場から話しているのではない」とし、「停戦を望まないのであれば攻撃を続ける」と今後もイスラエルへの攻撃を継続する姿勢を示しました。
こうしたなか、アメリカ国防総省は、イランの弾道ミサイル攻撃に対応するためのミサイル迎撃システム「THAAD」の部品と「THAAD」を運用するアメリカ軍の先遣隊がイスラエルに到着したと発表しました。
今後、数日かけて残りの部品と兵士が到着するとしていますが、「THAAD」の運用開始時期については「近い将来」との説明にとどめています。
今月1日にイランが行ったイスラエルへの攻撃では180発以上の弾道ミサイルが発射され、その一部は着弾しました。
イスラエルが報復攻撃を実施すれば、さらなる応酬が懸念されていて、アメリカ政府はイスラエルへの防衛支援として、「THAAD」の配備を決めました。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」“だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取も… 詐欺手口の全貌

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









