20周年興行のはずが…コロナ禍で延期に 自らも感染して肺炎で入院

その大会はもともとはデビュー20周年を記念して2020年4月に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行で延期になったものでした。緊急事態宣言が行われたさなか、苦渋の決断でした。
パロマさん(2020年5月)
「中止になったときのファンのガッカリ感がすごい、みんな本当にプロレスを愛しているんだなと…」

翌年にはパロマさんも新型コロナに感染―。中等症の肺炎となりました。せきが止まらなくなり入院。つらい経験をしました。
パロマさんの母 熊谷萬里子 さん
「これを産んだ母として一番悲しいのは鼻が歪んどるだろうが、歪んどるよ」
パロマさん
「プロレスよ」
母 萬里子さん
「あれが一番悲しい。ちゃんと産んであげたのに」
パロマさん
「全部、プロレスのせい」

紆余曲折を経て24年間プロレスラーを続けてきたパロマさん。母親の萬里子さんはそんな我が子を誇りに思っています、
母 萬里子さん
「ようがんばったねと思う、だって自分が好きだったことをやり遂げるってすごいと思うよ。ちっちゃい時からのね、プロレス好きですから」