90年代半ばから2010年代前半に生まれた世代を一般的に“Z世代”と呼ばれていて、この“Z世代”を含む若者について、選挙のたびに指摘されるのが「政治離れ」や「投票率の低下」です。
2016年6月の法改正で選挙年齢が18歳以上に引き下げられました。総務省のまとめによりますと、1969年以降に行われた衆院選の世代別の投票率をみると、常に20代が最も低くなっています。次に低いのは、2017年以降に選挙権を得た10代です。

大分県選挙管理委員会 伊藤雅人さん:
「若者の存在感を社会や政治家にアピールするためにも、政治に関心を持ってもらうことが大事です」
15日公示の衆院選に対し、若者はどう考えているのか――大分市中心部で聞きました。
「行こうかなと思っています。流されるよりは、自分で確認して行った方がいいと思っている」「行かないです。選挙があるのを知らなかったです」「別に興味がない」「自分の一票で変わるかもしれないと思ったら投票に行きたいです」「今まで適当にしていましたが、今年から絶対行きます。選挙に行かないと変わらない」