癒しの空間を提供しようと、鳥取県米子市内の病院に、大小さまざまな動物たちを青い線で描いた作品が飾られました。

米子市の養和病院の廊下に飾られたのは、縦1メートル12センチ、横3メートル88センチの巨大キャンバスに青いマーカーで干支の動物たちが描かれた「十二支行路」という
作品です。

青い線が特徴の米子市の画家、青已はなねさんが、今年7月、養和病院で介護医療院が開設したのに伴い、院内が心地よい空間になるようにと描きました。

入所者
「いろんな動物の絵があって、子供たちも喜んで見ることができてよかった。この廊下もパーッと明るくなった」
青已はなねさん
「毎日過ごされるその時の気持ちで動物の表情も変わってくると思うので、毎日穏やかに見ていただきたい」

養和病院では、今後も芸術などを通して心地よい空間づくりを目指していくとしています。