福島県内の構図
次の衆院選、福島県内でも戦いの構図がほぼ固まりました。
今回の選挙は、新たな区割りで行われる初めての選挙です。県内の選挙区は5から4となり、1つ減りました。

1区には、旧2区だった本宮市や二本松市などが加わり、南相馬市や相馬市などは、新たな4区に移りました。1区には、ともに現職の自民党の亀岡偉民さん、立憲民主党の金子恵美さんが出馬を表明しています。

2区は、旧3区だった須賀川市や田村市など、県中地方の自治体が加わり、二本松市や本宮市は、新たな1区となります。2区には、自民党が新人の根本拓さんを擁立し、立憲民主党が現職の玄葉光一郎元外務大臣を擁立しています。共産党の新人・丸本由美子さん、諸派の新人・高橋翔(※高ははしごだか)さんも立候補を表明しています。

3区は、旧4区の会津地方に、白河市などの県南地方が加わった形となります。3区は、いずれも現職で自民党の菅家一郎さん、立憲民主党の小熊慎司さんが立候補を表明し、共産党は、新人の唐橋則男さんの擁立を決めました。

4区は、旧5区だったいわき市などに、旧1区の南相馬市や相馬市などが加わって、浜通り全域となります。その4区は、新人同士の対決となる見通しです。自民党の坂本竜太郎さん、立憲民主党の齋藤裕喜さん、共産党の熊谷智さんが、立候補を表明しました。

いずれの選挙区でも、自民党と立憲民主党が候補者を擁立しています。公示までに一部で変わる可能性はあるものの、選挙戦は、与党と野党第一党の争いを軸に、共産党が絡む構図となりそうです。

次の衆院選は、10月15日公示、27日投開票となる見通しです。














