“生きづらさ”抱える人に言葉を届ける

(作家・豆塚エリさん)
「心は死にたがっていたけど、体は生きたがっていたし、死ぬことが怖かった」

身体に障害を負ったことで、気付いたこともあるといいます。

(作家・豆塚エリさん)
「今まで人を頼ることができなかったが、看護師さんや介護士さんとのふれあいの中で『ありがとう』と伝えたら、すごくうれしそうにしてくれた。そこで初めて『頼っていいんだ』と思えた」

現在は詩人として作家活動を続けながら、 “生きづらさ”を抱える人への講演活動を全国各地で行っています。

(作家・豆塚エリさん)
「自分が生きづらいのは、『自分が悪いんだ』とずっと思っていた。そういった居場所というのが、子どもには本当に少ない。自分の至らないところを、欠点を認めて上手に人に頼ることこそ、本当の自立だと今では思っていますが、なかなか難しいですね」

CBCテレビ「チャント!」2024年9月18日放送より