障害者と子どもたちがアートを通じて交流するワークショップが大分市の小学校で開かれ、6年生が卒業記念の絵手紙づくりに挑戦しました。
講師を務めたのは生まれつき手足が不自由な原野彰子さん。別府市在住で長年、絵手紙の制作に取り組んでいます。

大分市の横瀬西小学校では6年生36人が卒業記念に保護者への感謝を伝える絵手紙づくりに挑戦しました。芸術を通じて障害者と子どもたちが交流するこの事業はおおいた障がい者芸術文化支援センターが県内の小中学校で実施しています。
(女子児童)「風邪をひいたときにお母さんがいつも助けてくれてたので、そういう気持ちを込めてかきました」「一度やろうと決めたことを最後まで成し遂げるあっこちゃん(原野彰子さん)がすごいなと思いました」
(原野彰子さん)「障害がある人もない人も同じものを楽しめることと、子どもが大きくなって困っている人に出会った時にやさしく手を貸してあげるような大人になってほしい」
6年生の子どもたちは完成した絵手紙を3日、家庭に持ち帰り保護者にプレゼントすることにしています。