山梨県の富士スバルラインに自動運転の電気バスを走らせる実証実験が3日本格的に始まりました。

実証実験は富士吉田市や富士急行など官民が参加し、富士山の麓と5合目を結ぶ富士スバルラインで行われます。

使用されるのは16人乗りの電気バスで、主に急こう配やカーブが連続する2合目から4合目を一部の操作をシステムが行う自動運転レベル2で計画しています。

3日から自動運転に必要な3D地図を作るための作業などが始まり、10月下旬から実際の走行を、11月10日から試乗を行う予定です。

富士吉田市は県が検討を進める富士山登山鉄道構想に反対の立場で、構想に変わる代替案を示すことも目指しています。

市は再来年度中に一定の条件で無人運転ができるレベル4のサービス実装を目指すということです。