■かつて存在した「第六高等学校」とは?ちなみに「第一高等学校」は東大に再編
「第六高等学校」とは…。というわけで、調査開始。


総社市に、第六高等学校・通称「六高」に熱い思いを寄せている人がいると聞き、さっそく向かいました。


かつて「六高」に通っていたという岡山大学の名誉教授、松尾信彦さん91歳です。

一体あの像はどういうものなのか、2000年(平成12年)に完成したのだといいます。


(岡山大学名誉教授 六高OBの松尾信彦さん(91))
「(像が完成した)平成12年は六高の100周年なんです。それで皆さんに見てもらおうと思ったんでしょう」
Q.そもそも六高っていうのはどういうものなんですか?


(岡山大学名誉教授 松尾信彦さん)
「六高は旧制第六高等学校といいましてね。明治時代に出来たんです。今、朝日高校になっているあの校舎ですわな。あそこへ第六高等学校が出来た」

「六高」は現在の岡山朝日高校の敷地にありました。


「六高」から土地と建物を譲り受けた朝日高校には今もその名残があります。

のちに岡山大学に再編された「六高」。ナンバースクールと呼ばれる、明治政府が優秀な人材を育てるために作った8つの旧制高校の一つです。



全国から集まった青年たちが寮生活を送りました。