秋の芋煮のシーズンを迎えて、宮城県蔵王町では特産のサトイモの収穫が盛んに行なわれています。
蔵王町では、50軒あまりの農家がサトイモを生産していて、県内一の産地となっています。
このうち、平間弘晃さんの畑でも先月20日から収穫作業が始まり、今が最盛期です。

収穫しているのは、粘りがあり柔らかい食感が特徴の「土垂」という品種です。
今年は気温が高かったうえ適度に雨が降ったため、良い出来だということです。
平間さんはサトイモを掘り出してから機械で細かい根を取り除いて、大きさごとに分けていきました。
農家・平間弘晃さん:
「煮つけとか、サトイモの素揚げが流行っています。私らにもわからない料理方法があって、お客さんから逆に料理方法を教えてもらっている」

サトイモの収穫は11月中旬まで続きます。
また、10月5日と6日には蔵王町ふるさと文化会館で「里いもまつり」が開かれることになっています。