岩手県内の稲刈りの進み具合は9月30日時点で、県全体で68%となっていて、平年と比べて早いペースで刈り取りが終了しています。

県によりますと、県内の稲刈りの地域別の進捗率は北上川下流が72パーセントと最も進んでいて、北部が70パーセント、東部が68パーセント、北上川上流が56パーセントとなっています。
県全体の進捗率は68パーセントです。

県内は高温が続いて稲の生育が進んでいたことから、猛暑だった去年までではありませんが、過去10年間の平均と比べて8日早い9月26日に県全体の50%で稲刈りが終了したということです。

県は刈り遅れによるコメの品質の低下を避けるため、速やかに刈り取りを終えるよう、農家に呼びかけています。