南米ブラジルで歴史的な干ばつが続き、アマゾン地域では食糧不足などの危機に陥っています。
今年に入ってからブラジル全土で雨不足が深刻な問題になっており、地元メディアは140日以上雨が降らなかった都市があるほか、国土の3分の1が干ばつに直面していると警告を鳴らしています。
特にアマゾン地域では雨量不足により火災が発生し、1月から9月までの間に日本の本州の半分の面積にあたる1100万ヘクタールが消失しました。
また、アマゾン地域の74万人以上について水や食糧が不足し、医療へのアクセスもできない状態になっていて、ブラジル政府による緊急人道支援活動が続けられています。
ブラジルでは、去年もアマゾン川の支流で観測史上、最悪レベルの水位低下が見られるなど、近年、雨不足が大きな問題となっています。
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