福岡県出身の俳優・高倉健さんが過酷な撮影のときに心に刻んでいたという言葉「負けるか、この野郎」。この言葉を使った応援グッズを製作・販売し、販売利益を二度の大火に見舞われた旦過市場一帯の被災者に寄付する取り組みが始まっています。
◆「負けるか、この野郎」をプリント

美しい縞模様が特徴の小倉織に、一枚一枚プリントされているのは・・・「負けるか、この野郎」、火災に見舞われた人たちを応援する言葉です。

先月10日、「北九州の台所」旦過市場とその一帯は、再び真っ赤な炎に包まれました。4月に起きた大火災から復興への道を歩み始めた矢先のことでした。
◆高倉健さんの言葉

途方に暮れる被災者たちを支援しようと立ち上がったのが、北九州にゆかりのあるアーティストたちです。
小倉縞縞 築城弥央専務「デザイナーが高倉健さんの高倉プロモーションの代表の方と親しくさせてもらっていて、すぐに連絡して、『負けるかこの野郎』という言葉が、彼の言葉であったのっていう話をして、まさにこの言葉が今の私たちの状況で、元気を与えるんじゃないかということで」

中間市出身の俳優・高倉健さんが、過酷な撮影のときに心に刻んでいたという言葉「負けるか、この野郎」。この言葉を北九州市在住のイラストレーター、黒田征太郎さんがデザインし、前掛けやバッグ風呂敷など、6品目を応援グッズとして急ピッチで製作しています。















