宮田さんは卒業の理由を「一番大きな理由としては、体調面です。」と綴り、体力が必要なアイドルの仕事に「私の体は少し前からついていけなくなっていました」とし「スタッフさんとお話して卒業を決めました」と、明かしています。
そして、宮田さんは「私には夢があります。たくさんの人に本の面白さをもっともっと知って欲しいという夢です。もっと本が身近になればいいのにってずっと思っています。」と、自身の夢についても、その思いを綴っています。

【 日向坂46・宮田愛萌さん 公式ブログより引用 ※抜粋】
こんにちは!宮田愛萌です。
今日はみなさんに言いたいことがあってブログを書いています。
すごく長いんですけど、今回ばかりは読んでいただけると嬉しいです。
私は日向坂46を卒業することにしました。
時期ははっきりとは決まっておらずここでお伝えすることはできないのですが、
遠くない未来に日向坂46を卒業することになります。
一番大きな理由としては、体調面です。
アイドルというのは案外ハードなお仕事です。
もしかするとアスリートの方々並みに体力を必要とするかもしれません。
そんな中で活動していくには、私の体は少し前からついていけなくなっていました。
ライブでは曲数を絞ったり、振り入れにみんなと同じように参加できなかったり、
そんなことを繰り返していき、
スタッフさんとお話して卒業を決めました。
これ以上メンバーのみんなに迷惑をかけたくない、
というのが正直な気持ちです。
私が参加している楽曲だけど、出られなくて色々変更になってしまうこともありました。
みんなは気にしないでって言ってくれるけれど
やっぱり迷惑だよなぁって思っちゃって。
もう少しアイドルでいたかったような気持ちもあるような、ないような。
でもこのあと残りの期間で、この未練みたいな気持ちをすっきりさせていこうと思います。
それから。
私には夢があります。
たくさんの人に本の面白さをもっともっと知って欲しいという夢です。
もっと本が身近になればいいのにってずっと思っています。
結構アイドルとしてのアプローチはやってきたかなと思います。
だから、今度は別の方向からのアプローチを考えてみてもいいのではないかなと思うのです
どのようにアプローチをしていくのか、
ということはまだ具体的には決まっていませんが、SNSを使った本の紹介はできたら続けていきたいなと思っていますし、
もっとたくさんの方と本について交流できたらいいなとも思います。
高校生のころに憧れたみたいに、
図書館司書になってたくさんの人に本を紹介してみたいなとか。
大学に入ったばかりの頃に憧れたみたいに、
出版社さんで本を作ったり売ったりしてみたいなとか。
アイドルになってから憧れたみたいに、
本屋さんで実際に本を売ってみたいなとか。
他にも取次をしたり、製本をしたり、
もしもできたら、全然わからないけれど
書き手として関わるという関わり方もあるかもしれません。(憧れはあるのです)
たくさんの道が私の前には広がっています。
だから決して後ろ向きなだけの卒業ではないということ、皆さんにわかっていただけたら嬉しいです。
アイドルとしての私はいなくなってしまっても、
ただの私の中に、皆さんがたくさんの応援してくれたことが残っています。
皆さんの中にも、アイドル宮田愛萌の欠片が少しでも残っていたらいいな。
皆さん、ひとりひとりの応援が宮田愛萌というアイドルを一緒に創り上げて下さったこと、一生忘れません。
ミーグリで話したこと。ライブでの笑顔やキラキラした目。お手紙やレターを下さったこと。
私とは直接関わったことはなくても、ずっと応援して下さっていたこと。
全部宝物です。
今までこの言葉を使うのが恥ずかしくて使ってこなかったんですけど、言ってみたかったので、これを機に使ってみます。
私のファンのみんな!
みんなのおかげで、私はアイドルでいられました。
私ひとりではアイドルにはなれませんでした。
親友殿に「またファンのこと言ってるよ」と言われるほどに、私はみんなのことしか考えてなかったし、卒業すると決めた時も、みんなに今までの恩返しをどうしたらできるんだろうということばかり考えていました。
showroom審査で1位になった時。
あの時に私は、応援してくれる人、ファンのおかげでアイドルになれるんだということを強く実感しました。
メンバーの誰にも負けないと自信を持って言えるくらい、私はみんなのことが大好きです!
勝手に友達だと思っちゃってるし、
卒業するってことで一番悲しいのはみんなに会えないことだなぁと思うのですよ。
でもごめんね。
私はわがまま姫だから、
みんなが絶対に私を応援してくれてるって信じてるから、
卒業を決めることができたのです。
3列目の上手端から3番目(もしくは真ん中から3番目)の私の定位置。
いつも誰かにかぶっちゃうあの場所にいても、みんなが見つけて応援してくれていたから、
私の未来をみんなも応援してくれるんじゃないかなって勝手に想像しちゃったんだ。
私のファンでいてくれて、ありがとうね。
あなたがこれから推し変しても、アイドルを好きじゃなくなっても、
私のことを忘れてしまっても
あなたが私を一瞬でも好きになってくれたことを私は忘れないよ。
名前と顔は忘れちゃうかもしれないけど。(本当にごめんと思っています)
んふふ。
改めて書くとやっぱり気恥ずかしい。
でも私の正直な気持ちを書いたつもりです。
私ができる精一杯の思いを詰め込んだ
重い重いブログです。

【担当:芸能情報ステーション】