30日に青森県黒石市にオープンした「チーズ販売店」。8月までは「中三弘前店」の敷地内で営業していましたが、中三の経営破綻に伴い、新たな場所で再出発となりました。
黒石市に新たにオープンした「RYOKUSUIAN」。店内はフランスなど世界各国のチーズなど約20種類を取り扱っています。
店長を務めるのは相澤隆司さんです。8月までは、8年間「中三」の敷地内に店を構えていましたが、「中三」閉店に伴って店を閉め、30日に新たなスタートをきりました。
RYOKUSUIAN 相澤隆司 店長
「まったく知らなかったので、びっくりして。寂しいとか、何よりも先に訳が分からなくて笑ってしまったような感じでしたね。『SNS』でいろいろなお客様の励ましのお声をいただきまして、それで持ち直してすぐに次の日から新しい店舗の設営に取り組みました」
実家を改装した内装は、屏風やお茶の道具が並ぶ和の要素を中心に、中三に通っていた客が違和感の覚えないように「高級感」のある雰囲気を取り入れました。
また、父・健司さんが手入れした庭を眺めながらチーズやワイン、コーヒーなどを楽しむことができる席も用意しました。
RYOKUSUIAN 相澤隆司 店長
「(母が)5年前に亡くなって、しばらくここは物置みたいな形だった。母がここで茶道教室をやっていたんですけど、『いつかコーヒーとか焙煎して、お茶の喫茶店みたいな和の喫茶店みたいなこともやってみたい』みたいな話も実はしていたことがあったので、母も喜んでいるかなと思っています」
初日は、中三時代の常連客なども訪れました。
客は
「びっくりするぐらい『和』と『洋』の融合というか、素晴らしい空間でよりチーズがおいしく感じました。コーヒーとの相性が本当に良くて、またいろんな世界のチーズのおもしろさを感じました」
再出発を機に相澤さんが目指すのは“新しい形のチーズ販売店”です。
RYOKUSUIAN 相澤隆司 店長
「いままで来てくれていたみなさんを楽しませられるように、深いところまでチーズやお茶を研究してやっていこうと思いますので、頑張っていこうと思います」
「RYOKUSUIAN」は水曜日と木曜日を除く、平日と土日の午後に営業しています。