大分県九重町の酒蔵で酒造りの始まりを告げる「蔵入り神事」が行われ、作り手たちが安全を祈願しました。
九重町の八鹿酒造では1日の日本酒の日を前に30日「蔵入り神事」が行われ、清酒を製造する笑門蔵に杜氏や蔵人ら20人が集まりました。

神主の荘厳な声が響く中、酒造りの安全と良質な酒の完成を祈願しました。今年は天候不良がありながらもコメの収穫量は十分にあり良い酒ができそうだということです。
(八鹿酒造・麻生益直社長)「今年の酒造りに対しての意欲が湧いてきます。きっと良い酒がみなさまにお届けできるというふうに確信しております」
八鹿酒造では11月中旬ごろに新酒を発売する予定で、熱燗など様々な飲み方を楽しんでほしいと話しています。