台風17号は日本の東、太平洋側を北上へ

台風17号は29日、父島の南南西約330キロを1時間におよそ10キロの速さで北北西へ進んでいます。

気象庁によりますと、台風17号は29日午後9時には父島の南南西約330キロにあって、1時間におよそ10キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心の北東側390キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▼台風の中心は12時間後の30日午前9時には父島の西南西約180キロの半径85キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

▼24時間後の30日午後9時には父島の北北西約270キロの半径120キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

▼48時間後の1日午後9時にはいわき市の東南東約220キロの半径210キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。予報円の中心の東側310キロ以内と西側260キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

▼台風はこのあと温帯低気圧に変わり、72時間後の2日午後9時には千島近海の半径300キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。台風や温帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。