26日夜、陸上自衛隊第15旅団に所属するヘリコプターが夜間飛行中にエンジン1基を停止させるミスがあり、那覇空港に予防着陸しました。(写真は那覇駐屯地の同型機)

26日午後8時すぎ那覇空港に予防着陸したのは、陸上自衛隊第15旅団那覇駐屯地所属のUH-60JAヘリコプターです。

陸上自衛隊などによりますとヘリは当時夜間飛行の訓練中で、午後6時すぎに那覇空港を出発したあと、糸満市の摩文仁沖で、左右のエンジン出力を調整していたところ、右側のエンジンを停止させるミスがあり、異常を示す警告灯が作動したということです。

UH-60JAヘリ



この影響で那覇空港の滑走路につながる誘導路が一時閉鎖され、出発前の民間機4機に最大で約10分の遅れが生じました。

今回の予防着陸を受けて第15旅団の担当者は、「詳しい原因を明らかにしたうえで、再発防止策を確立したい」としています。