「新しい日本を作ってくれるような…」投票用紙に書いた名前は

所変わって、こちらは愛知県岡崎市の小久井農場。主に米や小麦を作っています。自民党結党以来約70年、代々応援してきたという小久井一家に、今回期待している候補について伺いました。
(三男 小久井幹雄さん)
「石破さんかな。いちばん芯がある。説明を聞いていてもしっかり答えてくれるので」
(次男 小久井智弘さん)
「僕も石破さん。農業に対して積極的にやっている人だと思うので応援しています」
(大石アンカーマン)
「石破さんは元農水大臣ですもんね」

しかし、小久井家で投じる「党員投票」は1票ということで。
(大石アンカーマン)
「最終的に小久井家を代表して決めるのは?」
(長男 小久井孝幸さん)
「会長。私の父親です」
(三男 幹雄さん)
「結局上の人が決めちゃうというのは、何でもそうなのかなと思います」
そこで、一家の長、自民党員の小久井農場 小久井正秋会長を訪ねました。
求めるリーダー像は?
(小久井農場 小久井正秋会長)
「今、自民党の人気が非常に崩れている。新しい日本を作ってくれるような、政治家が出てきてくれるとありがたい」

では、小久井会長が最終決定した候補は誰なのか。投票用紙に記入します。

(大石アンカーマン)
「…小林鷹之さん。そうですか。息子さんたちの意見は反映されず」
この一票に託した思いは?
(小久井会長)
「いままでの政治家のやりかたを変えないと(日本)変わらない」
また、農業への支援は、一家として期待が大きいのは当然ですが。
(長男 孝幸さん)
「“令和の米騒動”と言われて米がない状態になっているのは、政策がよくなかったのかなと思うので、しっかり精査して日本人が食糧に困らない農業政策をやってもらいたい」


小久井会長は25日、思いを込めた党員票を投函しました。
(小久井会長)
「これからこの世の中をもっと良くしてほしという気持ちでいっぱい」














