日本製鉄によるUSスチールの買収をめぐり、USスチールと対立する労働組合側との仲裁を担当する委員会が買収は的確と判断しました。
USスチールが25日に発表したもので、第三者機関の仲裁委員会が先月、USスチールと全米鉄鋼労組の関係者への聞き取り調査を実施し、精査した結果、日本製鉄のUSスチール買収は適格と認めたとしています。
委員会は、日本製鉄が買収後に、▼USスチールの製鉄所などに14億ドル=およそ2000億円以上投資することや、▼2026年までの労働協約期間中は一時解雇や工場閉鎖を行わないといった約束をしていることを判断の根拠としたということです。
USスチールのブリット最高経営責任者は声明で「仲裁手続きが終わり、保留中の日本製鉄との取引が前進することを楽しみにしている」と歓迎しました。
一方、労組側は「委員会の判断に同意せず、買収への反対は変わらない」との声明を発表。その上で、仲裁委員会が「アメリカ政府の承認がないため、買収は成立しない可能性がある」と指摘したと説明しました。
今回の判断は買収を目指す日本製鉄に追い風となりますが、11月の大統領選挙を前に政治問題となっているため、いまだ先行きは見通せない状況です。
注目の記事
終了迫る「3Gガラケー」そのままにしておくと自動解約→電話番号消失に あなたや家族は大丈夫? 携帯料金の支払いグループ、ファミリー割引…家族のスマホ回線に影響する可能性も【サービス終了まで1か月】

”頭部に強い衝撃”生後11か月の娘の死から8年 裁判で無罪を訴えた母親(29)「病気を持っていたせいで命を奪ったと思いたくなかった」 母親の暴行の有無が争点 判決は3月3日【裁判詳報・前編】

「働くパパママ川柳」で浮かび上がる“時代の変化” 家族観と結婚観はどう変化?【Nスタ解説】

高校時代に受けた性被害“デートDV” 交際相手から公園や教室で…今もPTSDに苦しむ女性 “いじめ重大事態”認定も謝罪なし 両親が学校・加害男性などを提訴へ

「てっきり おこめ券が届いたかと…」県の物価高対策の“おこめ券” 届いたのは申請書 直接郵送ではない理由は 山梨

北海道沖で17世紀以来の超巨大地震を起こす「ひずみ」すでに蓄積の恐れ 地震空白域に「すべり欠損」が溜め込むエネルギー 東北大学など研究チームが5年に及ぶ海底観測









