熊本市議会では9月25日現在、街のあり方を左右する審議が行われています。その一つ「市電の延伸」について、市議会の委員会が25日、関連予算案を可決しました。
25日、熊本市議会の予算決算委員会で総額約7億9100万円の一般会計補正予算案を可決しました。この中に含まれているのが市電延伸のための実施設計費で、工事に向けた設計を行うための費用です。
市電の延伸は2015年に議論が始まり、五つのルート案から、延伸効果などが最も高い健軍町電停から市民病院前へのルートが選ばれました。

市はこの延伸部分を仮の名称で『東町線』と名付けています。
記者「健軍電停から延伸予定の地域には、区役所や小中学校が立ち並んでいます。利便性の向上だけでなく渋滞緩和につながると期待されています」

9月27日の市議会本会議で予算案が可決されれば、市は設計事業者と契約を行い、2026年度以降に着工して2031年度に全線で供用を始める方針です。
移動時間や渋滞は変わる?課題は?

延伸は健軍町電停から熊本市民病院までの約1.5キロです。事業費を抑えて早く作るために一部は単線化して、四つの電停を設置する計画です。
市によりますと、市民病院と市役所の間は、渋滞時は車(約55分)より市電(約34分)の方が早くなり、1日あたりの利用者も約2300人増えて、車の利用者が減ると見ています。
ただ、不足している運転士を確保できるかといった課題も残っています。















