“はたしん”として親しまれている幡多信用金庫の高知県四万十市の本店ビルが新築して移転しました。免震構造を取り入れるなど防災機能が充実しています。

幡多信用金庫本店の新たなビルは四万十市中村大橋通6丁目の県道沿いに完成しました。老朽化に伴う建て替えで、新たな建物は鉄骨・鉄筋コンクリート造りの一部、4階建て、免震構造を取り入れています。

24日、関係者らが集まって記念式典が行われ、新たなビルの1階で本店の営業が始まりました。

(利用者)
「よく役所の方に行くから立ち寄れるし、便理だなと思って。信金さんはいいですね、親しみがあるというか利用させてもらってます。」

(幡多信用金庫 渡邊毅 理事長)
「これからも地域地域にしっかり根ざして、地域の中小企業ならびに生活する人々にしっかりと提供できるサービスを頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いいたします」

屋上には太陽光発電のパネルを、裏側の駐車場には電気自動車用の充電器を備えているほか、非常時用の井戸もあり、災害時には市と連携して、帰宅困難者を一時的に受け入れることも検討しています。