愛媛・松山城の城山斜面が崩れた土砂災害で、被害を受けたマンションの住民が24日、松山市役所を訪れ住民説明会の開催をあらためて要望するとともに、発災後の市の対応姿勢を問いただしました。
今年7月に起きた土砂災害では、松山市緑町の住民3人が亡くなり、現場近くのマンション「サンクレスタ緑町」も、敷地に大量の土砂が流れ込むなどして、大きな被害を受けています。
24日はマンションの住民14人が要望するため市の担当者を訪ねました。
住民によりますと、先月、市に対し要望書を出したものの、これまできちんとした回答がないということです。
(マンション住民)
「松山市さんの対応に関しては、非常に足りないものとか憤りを感じているのが、今回ここに来ている住民のみなさんだと思います」
「答えられるものもたくさんあったはずです。なので、それを十把ひとからげにして、すべてに関して無回答、すべてに関して説明会もしないという態度はあらためていただきたいと思います」
(マンション住民)
「2カ月たってるんですよ。第一、きょう市長があいさつにも出てこんのはどういうことですか。それを説明して下さい。この問題に関して真剣に考えとるんか、あなたたちは」
(マンション住民)
「わたしら住民たちは、なぜ市長が出てこないかなというのはちょっと疑問なんです。なぜわたしらの困ったところにね、ひとこと『大変だったね』でもいいんですよ。声かけていただくだけでも違うじゃないですか」
松山市には、これまでにも周辺の住民から説明会を求める声がたびたび寄せられていますが、市は土砂災害の原因が究明されていないことなどを理由に、開催に難色を示してきました。
松山市は24日も、住民説明会の開催までは明言しませんでしたが、次のように回答しました。
(松山市・鷲谷開発建築部長)
「できるだけご意向に沿った形で、今週中というのを目途に、スケジュール感というのをお伝えできるようにしたいと思います」
市を訪問後、マンション管理組合の組合長を務める男性は「ゼロ回答だが、市には引き続き住民説明会の開催を求めていく」と話しました。
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