〈秋季東北地区高校野球青森県大会 決勝 青森山田対八戸学院光星 24日 八戸市長根公園野球場〉

青森山田が4連覇を達成した。昨秋と同一カードとなった決勝で八戸学院光星を10対2で圧倒した。

決勝に進出した青森山田と八戸学院光星、3位決定戦を突破した弘前学院聖愛の3校は東北大会(10月12日開幕、福島)の出場権を獲得した。

試合詳細

センバツにつながる高校野球秋の県大会決勝が24日行われました。この夏の甲子園ベスト4の青森山田は甲子園経験組が投打で活躍し八戸学院光星を破って4連覇を達成しました。

去年の秋と同じカードとなった県大会決勝。夏の甲子園ベスト4の青森山田は
新チームでも健在です。1点を追う3回、2アウト三塁のチャンスを作ると、
打席には1番佐藤洸史郎!内野安打で同点に追いつきます。さらに2アウト二塁、一塁で今度は3番佐藤隆樹、初球を振りぬきました。甲子園でも活躍した
ダブル佐藤が躍動しこの回4点を挙げます。

逆転に成功すると投手陣も奮闘します。先発した乕谷、リリーフの菊池統磨、
そして下山。甲子園で悔しさを味わった2年生右腕が光星打線を手玉に取ります。

7回には2アウト満塁で5番菊池伊眞。試合を決定づける満塁ホームラン。
甲子園帰りでたくましさを増した2年生を中心にした青森山田が光星を圧倒して
4年連続13回目の優勝を果たしました。

決勝に進出した2校と3位決定戦で勝利した弘前学院聖愛の3校は
来年春のセンバツにつながる東北大会の出場権をつかみました。