肥薩おれんじ鉄道が野田郷駅(鹿児島県出水市)で脱線し、出水~川内間で運休しています。

肥薩おれんじ鉄道によりますと、24日午前11時35分ごろ、八代発川内行きの列車(1両)が、野田郷駅で脱線しました。

乗客11人と運転士1人にけがはなく、乗客は会社が準備したタクシーで目的地に向かうということです。

現時点(24日午後2時時点)で脱線の原因はわかっていません。

この影響を受け、肥薩おれんじ鉄道は八代~出水間で折り返し運転を行っていますが、出水~川内間はきょう(24日)は終日運休を決め、あす以降の復旧の見通しも立っていません。

肥薩おれんじ鉄道は、八代駅(熊本県八代市)と川内駅(鹿児島県薩摩川内市)の116.9キロを結ぶ第三セクターで、九州新幹線が八代~鹿児島中央間を部分開業した2004年にJR九州から並行在来線を引き継いで誕生しました。