去年の山梨県内の農業生産額は3年連続で1100億円台になりました。
県産果実の輸出量も過去最高となりましたが、輸出額は前の年を下回りました。

県によりますと去年の県内の農業生産額は1167億5400万円で、前の年よりも28億6700万円増えました。
1100億円台となるのは3年連続です。

これは「野菜」や「畜産物」などが全国的な品薄を背景に前年よりも16億円ほど増えたためで、全体の6割を占める「果実」は、高温などの影響でモモの生産量が減り、前年より1億6000万円ほど減少しました。

また果実の輸出について、輸出量は過去最高の1190トンだった一方、輸出額は19億8000万円ほどで前年の95%ほどにとどまりました。

県は、主力のシャインマスカットの生産拡大で輸出量は増えたものの価格が伸び悩んだとしています。














