JR東日本がおよそ9年間にわたり、車輪を組み立てる際のデータを改ざんしていた問題で、国土交通省は先ほど、JR東日本の作業所に立ち入り検査に入りました。
午前10時ごろ、国土交通省が立ち入り検査に入ったのは、東京・品川区にあるJR東日本の東京総合車両センターです。
この問題は、JR東日本が2008年ごろから2017年にかけて、車輪に車軸をはめ込む作業でかけていた圧力が基準値に収まるようデータを改ざんしていたというものです。
データの改ざんは京浜東北線や中央線などの1187本の車軸で行われていて、2017年3月に発覚しましたが、当時は公表していませんでした。
国土交通省は「鉄道輸送の安全確保を根底から覆す行為」とし、管理体制の確認などを進めるとしています。
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