サッカーJFLラインメール青森は22日、選手・スタッフへのパワーハラスメント行為などで自宅謹慎などの処分を受けていた柴田峡監督が23日から監督業務を再開することを明らかにした。

クラブによると、柴田監督は8月19日の練習試合中に選手を指導する際、パワーハラスメントにあたる暴言があった。また今季の公式戦でもハーフタイム中にホワイトボードや作戦盤を叩きつける行為が確認され、9月22日まで自宅謹慎などの処分となっていた。

柴田監督は復帰にあたりクラブを通して、騒動後初めてコメントを発表した。
「この度は、私の軽率な言動により、選手、スタッフ、クラブに関わる全ての方々に多大なるご迷惑をおかけしたことを、改めてここで謝罪する次第です。この謹慎期間、自分と向き合い、自分自身の問題点について熟考しました。今後、日常の言動に十二分に注意を払い、関わる方々にリスペクトの精神を持って接し、選手たちとの信頼関係を再構築し、またクラブ・チームのために全身全霊を捧げていく所存です。引き続きの応援をいただけますと幸いです」。

チームは柴田監督が謹慎していた4試合は村上和弘ヘッドコーチが代行で指揮を執り2勝2分けで勝ち点を積み上げ、順位を3位に上げた。