北朝鮮の金正恩総書記は、建国76年にあわせて中国の習近平国家主席から送られた祝電への答電を送りました。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は22日、建国76年に際して中国の習近平国家主席が送った祝電に対し、金正恩総書記が15日に答電を送ったと1面で報じました。
答電で金総書記は、「長い歴史的伝統を持つ両国の親善を絶えず発展させていくのは両国人民の共通の願いだ」と強調しました。
そのうえで、「共同の偉業の遂行において、今後も引き続き立派な成果がもたらされるものと信じる」としています。
今年は、中国と北朝鮮の国交樹立75年で、両国の「友好年」と位置づけられています。
一方、韓国メディアは中朝関係について、ロシアのウクライナへの侵攻以降、北朝鮮とロシアが接近する中、中国との関係は疎遠になっているとしています。
また、去年に比べ、祝電・答電の中で、「友好」や「協力」を強調する表現が減ったとの分析を伝えています。
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