目や耳、脳を使ってトレーニングを行うスポーツ教室が青森県八戸市の中学校で開かれました。

八戸市の豊崎中学校で20日に開かれたスポーツ教室ではバトントワーリング指導者で八戸市スポーツ大使の小笠原祐子(※1)さんと小清水倫子さん姉妹が講師を務めました。

2人が教えたのは脳に刺激を与えながら体を動かすことで身体能力の向上を目指す「コーディネーショントレーニング」です。生徒たちは、伝えられた言葉とは反対の方向に体を動かす運動や足を「グー」や「パー」の形に開き腕を上げ下げしながらテンポよく飛び跳ねる動作を学び、楽しみながら体を動かしていました。

※体験した子どもは
「けっこう難しかったんですけど、とても楽しい経験になってよかったなあと思いました。」
「普段の生活とかでも使えそうな動きがたくさんあったので、これからの生活に活かしていきたいと思いました。」

※小笠原祐子さん
「自分のことを知るということが大切なのかな。こういうことが得意なんだ、逆にこういうことが不得意だから、でもここを伸ばしていったら上達するんだなということのきっかけになればいい」

生徒たちはコーディネーショントレーニングを通して、考えながら体を動かすことの大切さを学びました。

※1 小笠原祐子さんの「祐」の字は「示へんに右」