イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラの緊張が高まるなか、イスラエル軍は20日、空爆でヒズボラの幹部を殺害したと発表しました。
殺害されたのは、ヒズボラの精鋭部隊の司令官イブラヒム・アキル氏で、ヒズボラも声明で幹部の死亡を認め、「イスラエルによる暗殺」だとしています。
複数の中東メディアによりますと、空爆があったのはレバノンの首都ベイルート南部のヒズボラの影響力が強い地域で、アキル氏は当時、精鋭部隊のメンバーとの会合に臨んでいました。
レバノンの保健当局によりますと、この空爆で14人が死亡、66人がけがをし、地元メディアは死者には子どもも含まれていると伝えています。
一方、ヒズボラは、これに先立ち、イスラエル北部に向け140発のロケット弾を発射していて、双方の攻撃は激化しています。
こうしたなか、国連安保理はヒズボラのメンバーらが所有する通信機器が相次いで爆発した問題を議論するため緊急会合を開きました。
国連人権高等弁務官事務所 ターク人権高等弁務官
「民間人に恐怖を広めることを目的とした暴力は戦争犯罪だ。この攻撃を命令し実行した者は、責任を問われなければならない」
20日に開かれた緊急会合で、国連人権高等弁務官事務所のトップは、通信機器を爆発させるという攻撃方法は「戦争の新たな展開」であり、「国際法違反」だと非難しました。そのうえで、「この攻撃を命令し実行したものは責任を問われなければならない」と述べ、国連安保理に徹底した調査を行うよう求めました。
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